【つるし雛町文化祭へ】手芸製作の講師で活躍中!/慶壽庵
一関市の藤沢町住民自治協議会女性部(千葉妙子部長)は、11月に予定されている町文化祭へ向け、吊るし雛作りに励んでいる。町内在住の女性2人を講師に、10月まで月1回ずつ、藤沢市民センターで制作会を開き、1人1点を完成させて出品する。
町文化祭への出品は初めての試み。制作会初日の27日は部員21人が参加して、ともに同市藤沢町保呂羽の吉田てい子さんと小野寺つや子さんを講師、「七宝まり」と呼ばれる布細工の裁断から縫製までを習った。
千葉部長も参加して「これまでは視察研修などを主な事業としてきたが、製作しながら会話を弾ませ、親睦を図るのもいいですね」と楽しんでいた。布は羽織の生地を再利用。同日は裁断した12枚のパーツを丁寧に縫い合わせた。
今後は9月下旬に綿入れ、10月下旬に仕上げを予定している。
(岩手日日新聞2018.8.28より抜粋)